土づくり・種まき
このころの
栽培のポイント
- 土は、通気性や保水性、排水性がよく、肥えたものを使いましょう。
- 種まきは、気温が高くなってから行いましょう。
- 水をまくときはたっぷり与え、土の表面が湿っているときは控えましょう。
土づくり(種まきの前日)
よい花を咲かせるために、何よりも大切なのは土づくりです。園芸のプロは、育てる植物にあわせて土の配合や肥料を変えるくらい、土は植物に大きな影響を与えます。手間を惜しまず、丁寧につくりましょう!
- 植木鉢に土を入れます。
- 鉢をゆすって、土を平らにします。
- 土の中が湿るまで水をたっぷり含ませます。
はなとみの土

種まき
気温が低い時に種をまくと、発芽しなかったり、発芽しても元気に育たなかったりします。種まきは十分気温が高くなってから行いましょう。
指先で土に穴をあける。
※児童の指で第一関節が目安です。「へそ」を下にして種を置く。
※「へそ」を下にすると、種の皮を土の中に残して芽が出ます。土をかぶせ、軽くならす。 ひりょう①をまく。
※ひりょう①はあさがお種セットの中に入っています。水をたっぷりまく。
ひりょう①

● あさがおの標準的な種まきの時期
ダブルホールド植木鉢

- 注意
- 日の当たらない場所に保管しておきましょう。
あさがおの種

- 前日から水に浸す必要がなく
- 発芽率がよく、4日目ぐらいから芽が出始めます。
※種をまく時期や環境によって異なります。
種まきのポイント
以下のような種のまき方だと、あさがおがうまく芽を出しません。芽が出やすいまき方を指導しましょう。
穴を深くあけすぎた。 へそを上にして浅くまいた。
※根が土の上に出てしまいます。土を硬くかぶせすぎた。 土の上に置いただけ。
- ※4月中は、まだ気温が急に下がる日があります。また、休みが続くと水の管理が難しいため、種まきは5月の連休明けから行うのが理想です。
- ※種によっては、まく前日から水に浸さないといけないものもあります。逆に、発芽促進加工を施した種は、水に長時間浸すと発芽率が低くなってしまいます。種の袋の説明をよく読みましょう。
また、2年生からプレゼントされた種の場合、市販の種より発芽率が悪かったり、大きな花にならなかったりすることもあります。新しい種と混ぜて使いましょう。