土づくり・種まき

このころの
栽培のポイント

  1. 土は、通気性や保水性、排水性がよく、肥えたものを使いましょう。
  2. 種まきは、気温が高くなってから行いましょう。
  3. 水をまくときはたっぷり与え、土の表面が湿っているときは控えましょう。

土づくり(種まきの前日)

よい花を咲かせるために、何よりも大切なのは土づくりです。園芸のプロは、育てる植物にあわせて土の配合や肥料を変えるくらい、土は植物に大きな影響を与えます。手間を惜しまず、丁寧につくりましょう!

  1. 植木鉢に土を入れます。
  2. 鉢をゆすって、土を平らにします。
  3. 土の中が湿るまで水をたっぷり含ませます。

はなとみの土

文溪堂の「はなとみの土3.3L」
文溪堂の「はなとみの土3.6L」は、有機肥料を配合し、新素材のアクアフォームによる保水性・排水性を追求した土です。あさがおや野菜の栽培に最適です。
※土にひりょう①・②はセットされておりません。
花や野菜を育てる際は、別途ご用意ください。

種まき

気温が低い時に種をまくと、発芽しなかったり、発芽しても元気に育たなかったりします。種まきは十分気温が高くなってから行いましょう。

  1. 指先で土に穴をあける。
    指先で土に穴をあける。
    ※児童の指で第一関節が目安です。
  2. 「へそ」を下にして種を置く。
    「へそ」を下にして種を置く。
    ※「へそ」を下にすると、種の皮を土の中に残して芽が出ます。
  3. 土をかぶせ、軽くならす。
    土をかぶせ、軽くならす。
  4. ひりょう①をまく。
    ひりょう①をまく。
    ※ひりょう①はあさがお種セットの中に入っています。
  5. 水をたっぷりまく。
    水をたっぷりまく。

ひりょう①

文溪堂の「ひりょう①」
文溪堂の「ひりょう①」は、植物の成長に必要な三大要素が含まれています。また、根酸(根から出る酸)で溶けるタイプなので、肥料あたりや水による流出の心配がありません。

● あさがおの標準的な種まきの時期

ダブルホールド植木鉢

文溪堂の「ダブルホールド植木鉢」
文溪堂の「ダブルホールド植木鉢」はペットボトル収納や2箇所の持ち手などの特長があります。また、通気性や排水性に優れた形状です。
注意
日の当たらない場所に保管しておきましょう。

あさがおの種

文溪堂の「あさがおの種」
文溪堂の「あさがおの種」は、発芽促進加工が施してあるため、
  1. 前日から水に浸す必要がなく
  2. 発芽率がよく、4日目ぐらいから芽が出始めます。
    ※種をまく時期や環境によって異なります。

種まきのポイント

以下のような種のまき方だと、あさがおがうまく芽を出しません。芽が出やすいまき方を指導しましょう。

  • あさがおがうまく芽を出さない例:穴を深くあけすぎた
    穴を深くあけすぎた。
  • あさがおがうまく芽を出さない例:へそを上にして浅くまいた
    へそを上にして浅くまいた。
    ※根が土の上に出てしまいます。
  • あさがおがうまく芽を出さない例:土を硬くかぶせすぎた
    土を硬くかぶせすぎた。
  • あさがおがうまく芽を出さない例:土の上に置いただけ
    土の上に置いただけ。
  • ※4月中は、まだ気温が急に下がる日があります。また、休みが続くと水の管理が難しいため、種まきは5月の連休明けから行うのが理想です。
  • ※種によっては、まく前日から水に浸さないといけないものもあります。逆に、発芽促進加工を施した種は、水に長時間浸すと発芽率が低くなってしまいます。種の袋の説明をよく読みましょう。

また、2年生からプレゼントされた種の場合、市販の種より発芽率が悪かったり、大きな花にならなかったりすることもあります。新しい種と混ぜて使いましょう。