8月19日(月)

8月
19
あさがおの花が咲き終わり、たくさんの実がつきました。最初、黄緑色だった実は、だんだん表面が乾いていき、薄茶色に変化しました。実の中を見てみると、黒い種が並んでいました。
4月にまいた5粒の種は、発芽し成長して花を咲かせ、最後は何百もの種をみのらせました。あさがおの命の力強さを感じることができました。
栽培のポイント
実が黄緑色をしているころは、中の種はまだ熟していません。表面が薄茶色になって乾燥してきたら、種取りができます。集めた種は、日陰でよく乾燥させて、紙袋など通気性のあるものに入れて保管しましょう。湿った状態のままだと、傷んだりカビが発生したりして、種が傷んでしまいます。

7月22日(月)

7月
22
7月も下旬になり、あさがおの様子も変わってきました。毎日のように花は咲いていますが、つるのあちこちで丸い実が目立つようになりました。今年は6月の梅雨入り後、曇りや雨の日が多く、気温が高くならない日が続いたため、実がつきやすかったようです。
梅雨が明けると気温がぐっと高くなるため、毎日の水やりや暑さ対策など、状況に応じた対応が必要になります。
栽培のポイント
暑さを好むあさがおにとっても、梅雨明け後の高温で乾燥した気候は過酷な環境であり、花が小さくなったり実がつきにくくなったりする現象が見られます。そのような場合、半日日陰になるような場所に移動するとともに、夕方にもたっぷり水やりをするなど、あさがおの負担を和らげるようにしましょう。

7月2日(火)

7月
2
今朝も、あさがおの花がたくさん咲きました。裏側を見ると、紺色の花も開いていました。数えると全部で11輪でした。
「つる」は更に伸びて、支柱から何本もとび出しています。つるの成長にともなって、新しいつぼみが次々と生まれています。明日は、いくつ花が咲くのでしょうか。
栽培のポイント
花が咲き始めると、下葉が黄色に変色して枯れていくのが目立つようになります。自然な現象なので心配ありませんが、気になるようなら液肥を水で薄めてまいてみましょう。成長に勢いがもどってきます。
支柱の上からとび出た「つる」は、支柱の下の方におろして、再び巻きつくようにしましょう。

6月24日(月)

6月
24
ついにあさがおの花が咲きました。白い縁のある赤紫色の花です。4月の終わりに種をまいてから8週間、急に冷え込んだり季節外れの暑さが続いたりして、例年より厳しい環境でしたが、元気に成長してくれました。
つるは支柱の上からはみ出すほど伸びて、たくさんの「つぼみ」が付いています。これからしばらくは、きれいな花が見られそうです。
栽培のポイント
花が咲き始めると、あさがおは開花や結実に多くの養分を使うようになります。そのため、下葉が黄色に変色して枯れたり、全体に勢いが弱く感じられるようになったりします。自然な現象なので枯れてしまうことはありませんが、気になるようでしたら、液肥を水で薄めてまいてみましょう。勢いがもどって、また成長を始めます。

6月14日(金)

6月
14
「つる」が日に日に長くなり、支柱の真ん中より少し上まで伸びてきました。横からは、別のつるも伸びてきています。本葉は、植木鉢を隠すくらい茂ってきました。
「つぼみ」も大きく成長し、少し離れた場所からでも見えるようになりました。花は、いつ咲くのでしょうか。
栽培のポイント
高温多湿のこの時期は、あさがおに病気や害虫が発生しやすくなります。予防のため、植木鉢どうしの間隔を広くして風通しをよくするとともに、葉に変色や食べられた跡がないか気をつけて観察しましょう。

6月6日(木)

6月
6
茎の先が少しずつ伸びて、「つる」になりました。さらに伸びて15cmくらいの長さになったので、支柱を立てました。支柱は根元のパイプを3箇所、植木鉢にさし込むだけなので、簡単に設置できました。取りつけ後に支柱の上部を上下させて、しっかり固定されているか確かめました。
つるをよく観察すると、小さいな「つぼみ」がつき始めていることに気づきました。いつ花が咲くのか楽しみです。
栽培のポイント
つるが伸び始めたら、早めに支柱を立てましょう。つるが長くなると、支柱の取りつけに時間がかかったり、つるや葉を傷つけてしまったりしてしまいます。
高温多湿のこの時期は、あさがおに病気や害虫が発生しやすくなります。予防のため、植木鉢どうしの間隔を広くして風通しをよくするとともに、葉に変色や食べられた跡がないか気をつけて観察しましょう。

5月28日(火)

5月
28
種まきから1カ月が経過したため、「追肥」をまきました。本葉がさらに増えたため、植木鉢の土の部分が見えなくなりそうです。
茎の先を見ると、少し伸びてきているように感じました。そこで、支柱の準備をすることにしました。
栽培のポイント
追肥は、あさがおがさらに成長するために不可欠です。つるが伸び始めたか、種まき後1カ月経過したか、どちらか早い時期に実施しましょう。追肥は、あさがおの根元から少し離れたところにまきましょう。根元のそばに追肥があると、肥料あたりなど成長に悪い影響が出てしまいます。
つるが少し伸びてきたら、支柱を立てましょう。つるが長くなると、支柱を立てる作業に手間がかかってしまいます。早めに行いましょう。

5月17日(金)

5月
17
本葉が開き、次の葉も出始めたので、元気な苗を2本残して間引きをしました。植木鉢が葉で混雑していた状態が改善され、風や光が通るようになりました。 間引いた苗は、予備として別の場所へ植え替えておきました。
栽培のポイント
本葉が増えてくると、風通しや日当たりが悪くなって病気や害虫が発生しやすくなります。また、養分が行き渡らず、生育不良になったりします。本葉が開いたら、早めに間引きをしましょう。間引いた苗は、不測の事態に備えて別の場所へ植え替えておくとよいでしょう。
5月から6月にかけて、アブラムシがよく発生します。新芽や葉の裏に取りつきやすく、葉の縮れや病気の原因になったりするため、早めの発見と対策を心がけましょう。

5月14日(火)

5月
14
種まきから2週間以上過ぎました。どの芽も元気に育って双葉が開き、本葉が見え始めています。ここのところ、天気のよい日が続いているため、あさがおは順調に育っています。 この時期は、アブラムシがよく発生します。葉の裏や小さな葉につきやすいため、注意して観察しましょう。

5月7日(火)

5月
7
種まきをしてしばらくは気温が20℃に届かない日が続いたため、芽が出るか心配しました。5月に入って天候が回復したため、4日から発芽が始まり、7日に5粒全ての芽が出そろいました。
最初に出た芽は、すでに双葉が開くまで成長しています。今後、元気に育ってくれるでしょうか。
栽培のポイント
種まきから発芽の時期に注意する点は、水のやりすぎです。このころはそれほど水を必要としないため、毎日水やりをするのではなく、土の表面が乾いていたらたっぷり与えるようにしましょう。
10日以上たっても全く芽が出ない場合、水のやりすぎなどで種が傷んでいる可能性があります。種を掘って調べてみて、傷んでいるようであれば、再度種まきが必要となります。5月中に種をまけば、早いものは夏休み前に花が咲きます。

4月27日(土)

4月
27
5月連休明けの本格的な栽培時期に先だって、少し早めにあさがおを育てることにしました。
植木鉢と土・種・肥料、じょうろキャップとペットボトルを用意し、種まきを行いました。
最初に植木鉢へ土を半分入れて、そこへ元肥をよく混ぜ合わせます。その後、残りの土を入れてたっぷり水やりをします。土の中までしっかり湿っているか確かめて、種を5粒まきます。仕上げに、もう一度たっぷり水やりをしました。
今後、露地でのあさがおの栽培の様子を、定期的に紹介していきます。
栽培のポイント
種まきは、日々の世話や管理がしやすい5月の連休明けから行うとよいでしょう。
種まきの前に、用具がそろっていることを確認しておきましょう。
文溪堂の種(サカタのタネ製)は、発芽促進加工済みです。種をまく前に水へ浸す必要がありません。(水に長時間浸すと、発芽しづらくなります。)