花が咲く頃
このころの
栽培のポイント
- 暑い日が続く場合、半日日陰になる場所へ移動しましょう。
- 下葉枯れが目立ち始めたら液体肥料を与えましょう。
- 害虫の食害に注意しましょう。
※液体肥料は園芸店等でお求めください。
花が咲く様子
花が咲く様子

暗闇の中でひっそりとつぼみを広げます。
水やりのめやす
基本的には午前中に行い、土の乾き具合を見て、午後にも水やりをします。
水は花や葉、茎にかけるのではなく、土全体にたっぷりまきましょう。
水は花や葉、茎にかけるのではなく、土全体にたっぷりまきましょう。
花が咲き始めると、あさがおはさらに水を必要とします。休日が重なって水やりができない場合は、日陰に移したり、連続給水を実施したりするなどするとよいでしょう。
花を使ったいろいろな活動例
● 色水遊び
ポリ袋に摘んだ花と少量の水を入れる。 花から色水が出るようによくもむ。 袋の端を切り、色水を出す。 絵を描いたり布を染めたりしてみましょう。
色水遊びには、濃い色の花が適しています。薄い色の花しか咲かなかった児童には、濃い色の花と交換するなどの配慮をすると良いでしょう。
● 押し花
花を摘む。 花の軸の下を少し切る。 吸湿性のある紙に花をはさみ、重しをして2~3日おく。 紙をゆっくり広げて花をそっととり、台紙に置いてラップフィルムや薄い和紙などで覆う。
● 開花の様子をみる

夜明け前に咲くあさがおの開花を遅らせて、開花の観察をしましょう。
- 次の日に咲きそうなつぼみに、筒状のものをかぶせます。
- 次の日、観察をするときに筒をはずすと、花の咲く様子を観察できます。
種取り
このころの
栽培のポイント
- 実がうす茶色になってから、種をとりましょう。
- とった種は、よく乾燥させてから保管しましょう。
- 使った用具はきれいに水洗いして、日の当たらない場所で保管しましょう。
● 種取りの時期
実がうす茶色になり、外皮が乾燥してからとります。
● 種のプレゼント
たくさんとれた種は袋などに入れ、次の1年生にプレゼントするとよいでしょう。袋に花の色を書いておくとよいでしょう。
● 種の保管について
カビが生えないよう、陰干しで十分に乾燥させてから、通気性のよい日陰で保管します。
種は、紙の袋など通気性のあるもので保管します。ポリ袋など密閉したものでの長期保管は避けましょう。
とれた種は市販の種より発芽が悪かったり、花が小さかったりと、品質面で差が出やすくなります。
種とりをしたあとの後片付け
- つる
- 普通のゴミとして処理します。
- 土
- 新しい土を混ぜたり、改良材を入れたりして再利用します。
処分したい場合は、役所等に問い合わせましょう。
再利用する場合、根などの不純物を取り除き、陰干し、日干しなどの殺菌が必要になります。
- 植木鉢・支柱
- よく洗って日陰に保管します。次の年にまた利用しましょう。
植木鉢や支柱などを日の当たる場所で保管すると、劣化してしまいます。
● 支柱の片付け方

支柱は折りたたんで平らにするとかさばりません。日の当たらない場所に保管しておきましょう。