発芽の頃
このころの
栽培のポイント
- 水やりは、土の表面が乾いてから行いましょう。
- 芽がまったく出ない場合、原因を明らかにして再度種まきを行いましょう。
- 発芽後は、アブラムシなどの害虫の早期発見に努めましょう。
発芽の様子
根が伸びる 発芽 双葉が持ち上がる 双葉が開く
条件が良いと、種をまいて4日目ぐらいから発芽が始まり、2週間ほどでほぼすべての芽が出そろいます。発芽促進加工を施していない種は、1週間ほどたってから発芽し始めます。
芽が出ない

アブラムシの発生に注意しましょう

植木鉢を置く場所
植木鉢は陽当たりが良く、風通しのよい地面の上に置きましょう。風通しが悪いと、病気や害虫が発生しやすくなります。また、アスファルトやコンクリートの上では、温度が必要以上に上がってしまいます。
寒冷地での栽培について
屋外での栽培は遅霜(おそじも)によって芽が傷むことがあります。植木鉢に覆いをかぶせるか、陽当たりのよい屋内で栽培するなどの工夫をしましょう。屋内で育てる場合は、暖かい時に外に出すなどして風通しをよくしましょう。風通しが悪いと、きのこ状のものが繁殖することがあります。もし発生した時は、つみ取るようにしてください。
水やりはメリハリをつけて行いましょう
水やりの基本は、土の乾き具合やあさがおの様子を見て、必要な時にたっぷり与えることです。
- 水やりのコツ1
土の表面が白く乾いていたら水やりをします。
湿った状態で水やりをしないでください。 - 水やりのコツ2
植木鉢の底から水が出るまで、たっぷり与えます。 - 水やりのコツ3
水やりは午前中に行います。日中の水やりは土の温度が急激に下がり、あさがおにショックを与えてしまいます。
栽培のポイント
植物を枯らす原因は、意外に「水のやりすぎ」が多いのです。
あさがおの発芽や成長には水は欠かせませんが、水のやりすぎは種や根を腐らせたり、肥料の流出を招いたりと、逆効果になります。
あさがおの発芽や成長には水は欠かせませんが、水のやりすぎは種や根を腐らせたり、肥料の流出を招いたりと、逆効果になります。