● すぐに指導に生かせる実践例を豊富に掲載!
● 特別活動における「心のノート」活用法も紹介!
● 特別活動と道徳教育が一度に充実します。
改訂学習指導要領において「道徳的実践の指導の充実を図る観点から目標や内容が改善されたこと」を正面から受け止め,新しい指導の着眼点をもつこと……本書の最も大きな特長は,特別活動としての基本的な指導のポイントに加え,道徳的実践としても効果的な活動にするための指導の工夫を随所に紹介していることです。(「はじめに」より)
Q 温かな人間関係を育てたい | → | A 仲よしゲーム集会をしよう!(学級活動(1)より) |
Q よりよい食習慣を身に付けさせたい | → | A グリーンパワーを取り入れよう!(学級活動(2)より) |
Q 思いやりの心を育てたい | → | A 「1年生を大切にしよう月間」に取り組もう!(児童会活動より) |
Q 協力することのよさを味わわせたい | → | A 「いろいろ運動クラブ」で楽しもう!(クラブ活動より) |
Q 働くことのよさを味わわせたい | → | A 「花いっぱい活動」をしよう!(学校行事より) |
[ 本文の立ち読みができます。こちらをご覧ください。(文溪堂の図書案内ページへジャンプします)]
中央教育審議会における特別活動検討の流れ
などを受け、平成18年9月に教育課程部会より「特別活動の現状と課題、改善の方向性(検討素案)」が示された。 そこでは、「特別活動の充実は学校生活の満足度や楽しさと深く関わっているが、他方、それらが児童生徒の資質や能力の育成に十分つながっていない」との指摘がなされ、
などが必要であるとされた。 その後、平成18年12月に改正教育基本法の公布・施行を経て、平成19年1月に「第3期中教審 教育課程部会の審議のまとめ」が示された。その中では、 「道徳や特別活動をはじめ、全体としてどのように豊かな心の育成を図るか」について、
などが必要であるとされた。 これらを受け、平成19年11月の「審議のまとめ」、1月の「答申」に示された、
を踏まえて、3月に新しい学習指導要領が告示された。 次に【第6章 特別活動】について、主な改訂のポイントを紹介する。 |
月刊『道徳と特別活動』 文溪堂は、道徳と特別活動が創設されたときの経緯に鑑み、両者の密接な関係をふまえて本誌を創刊しました。 【もっと詳しく】 |
※「よりよい人間関係を築こうとする自主的、実践的な態度」「自己の生き方についての考えを深め、自己を生かす能力」の育成を新たに規定。
望ましい集団活動を通して、心身の調和のとれた発達と個性の伸長を図り、集団の一員としてよりよい生活や人間関係を築こうとする自主的、実践的な態度を育てるとともに、自己の生き方についての考えを深め、自己を生かす能力を養う。
(※は主な改善内容)
※目標、各学年の内容を新たに規定。「清掃などの当番活動等の役割と働くことの意義の理解」「食育の観点」を追加。
〈目標〉
〈内容〉
※目標、内容を新たに規定。「異年齢集団による交流」を追加。
〈目標〉
〈内容〉
※目標、内容を新たに規定。「異年齢集団の交流」を追加。
〈目標〉
〈内容〉
※目標、内容を新たに規定。[文化的行事]に名称変更、「文化や芸術」「自然の中での集団宿泊活動」を追加。
〈目標〉
〈内容〉
※各教科、道徳、外国語活動及び総合的な学習の時間などの指導との関連を図る。
※道徳に示す内容について、特別活動の特質に応じて適切な指導をする。
※人間関係を形成する力を養う活動などを充実する。
※体験活動を通して気付いたことなどを振り返り、まとめたり、発表し合ったりするなどの活動を充実する。