地域の生活文化データベース研究開発ティーム
第1回全体会議議事録


日 時

平成12年12月4日(月)18:00〜20:30

場 所

岐阜県生涯学習センター 2棟8階 資料室

出席者

○影戸誠(西陵商業)・加藤直樹(岐阜大学)・久世均(岐阜県生涯学習センター)・◎後藤忠彦(岐阜女子大学)・杉山博文(岐阜女子大学)・○関口一郎(日本教育工学振興会)・新田直(岐阜県教育委員会)

●鳥飼明史(文溪堂)・●大竹祐子(文溪堂) 以上9名

◎ティーム代表 ○文部省企画委員 ●事務局

目  的

1.挨拶

2.進捗状況報告

@プロジェクト全体について

Aシステム仕様

Bコンテンツ選定

3.今後のスケジュール

@システム仕様

Aコンテンツ選定

B利用評価実践

4.連絡事項・その他

内  容

1.挨拶

・後藤忠彦開発ティーム代表:

数年前から収集してきた生活文化に関する画像資料が数万点ある,今回はこの資料を学校教育の視点から整理して提供したい。岐阜県内に止まらず,全国24都道県の資料もあるので,権利処理等の問題のないものを提供していきたい。

検索キーについては文化情報の観点から整理する必要があると考えているので,この点も踏まえてこのプロジェクトでコンテンツの提供について研究開発を行っていきたい。

・関口一郎企画委員:

このティームの提案は質的・量的に良い内容だと思うので,成果を楽しみにしている。

以下の2つの要望が今回の全ロジェクトティームに出されているので,この点に配慮して欲しい。

企画委員長永野先生:LOM管理表で登録できるような情報整理を行って欲しい。

文部省亀田室長:全国ネットで使えるデータにして欲しい。

・影戸誠企画委員:

今回のコンテンツ開発のねらいは学校現場で使えるコンテンツを開発することにあるので,以下点を開発のキーワードにして欲しい。

−オールジャパン(日本全国で使える)

−128K(ダイヤルアップのISDN環境で利用できる)

−教科で女性の先生が使える

−ダウンロードしたデータで授業ができる

2.議 事

(1)プロジェクトの経過報告

・スケジュールの都合上,全体会議に先行してシステム検討委員会を10月に2回,コンテンツ選定委員会を11月に1回開催している。

・クライアントシステムの開発は仕様概説書に基づいて現在進行している。

・コンテンツの選定基準については,第1回コンテンツ選定委員会の検討結果を踏まえて,以下の方向で選定を行っている。

−学習指導要領の指導内容を7つの項目に分類する

−検索キーについては,地理的視点・時代視点・考える視点1・考える視点2の4つのキーを付ける

・現在,岐阜県に関するデータ約1万点の中から4,500点を選び出す作業に入っている。

(2)今後のスケジュール

・クライアントシステムについては12月上旬にベータ版が完成してテストに入る。

・コンテンツデータについては,12月中旬から順次サーバーで公開していく。

・プロジェクトの公開サーバーを12月第2週からスタートさせる。

・利用評価については1月下旬を目処に海外日本人学校等での実践も視野に入れてスケジュールする。

(3)検 討

@検索インターフェースについては,全国の小学校,特に女性の先生に優しいインターフェースとする

−アイコンの工夫など

−画像をダウンロードする先をフロッピーあるいはその他を指定できるようにする(フロッピー・先生の指定した場所)

Aコンテンツについては岐阜地域の素材だけでなく,全国的な比較ができる素材もモデルケースと設置する

−屋根の形,素材などを北海道から沖縄まで取り上げてはどうか。

B実証実験校

海外日本人学校も含め多地域からの参加を計画する

Cデータの登録

画像の登録など慎重に扱うべき,知的所有権等の権利処理を書面で確認した上で公開する必要がある。パスワードなどで特定会員に限定する方向を検討する必要がある。

(4)その他・連絡事項

−今後の会議開催予定

・12月16日(土)16:00〜 第2回コンテンツ選定委員会

・3月上旬に第2回全体会開催予定



地域の生活・文化データベース開発ティーム事務局
株式会社 文溪堂
最終更新日 2000/12/8