がれきのなかの小鳥
| 内容紹介 | ナチスの狂気の時代を見つめた少女の清新な声が,今よみがえる 第二次大戦中のオランダ。ユダヤ人の少女エルスケは,ナチスから逃れるため,家族からひきはなされ「大きな家」でくらしていた。ナチスにみつかったら,命さえ危険になる…そのためエルスケは本当の自分を隠し「うそ」の名前と出身を言わねばならなかった。――彼女は恐ろしい現実に耳をすませつつも,美しいものに目を凝らすことに喜びを見出し,日々を乗り越えていく。その強さは,現代の子どもたちにも何かをうったえかける。 |
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