北 俊夫(著)
小学校で学習する教科の中でも、社会科は特に指導の難しい教科であるという声を、多く聞きます。そのような現状を踏まえ、本書は先生方に向けた社会科の授業実践の入門書のような内容となっています。社会科の指導に悩まれる先生や、若手の指導に関わる先生にお読みいただきたい一冊です。
学習指導要領から見いだされる「なぜ」から,特に重視したい変更点や疑問点に関わる42の「なぜ」を抽出。 学習指導要領の総則や社会科の目標に関連しているものを「総論」とし,その後学年ごとに確認したい「なぜ」を列挙。関心のある「なぜ」,日頃から疑問に感じていた「なぜ」,周囲の先生方に伝えたい「なぜ」など,どこからでも読めます。学校での授業研究や地域の研究会だけでなく,社会科授業を助言する際のバイブルとしても活用できます。
北俊夫(著)
「1匹の魚」よりも「魚のとり方」を身につけさせたい
これからの学校教育において「見方・考え方」が重視されていますが,そもそも「見方・考え方」がなぜ求められているのでしょうか。「見方・考え方」をどのように捉えたらよいのでしょうか。「見方・考え方」とは具体的にどのようなことでしょうか。本書はこうした素朴で基本的な質問に答えたものです。
これまで「社会科を勉強するのはなぜか」「どうして社会科を勉強しなければならないのか」といったことを子どもたちに説明することがなかったように思います。 また,教師自身も「なぜ子どもたちに社会科を学ばせるのか」ということを意識することが少なかったのではないでしょうか。「なぜ,社会科を指導するのか」教師自身が改めて確認することが大切ではないかと考えました。本書はこうした問題意識のもとにとりまとめました。 (「まえがき」より抜粋)
安野功(著)
文部科学省教科調査官として指導要領改訂に携わった安野先生がこれからの社会科授業をナビゲート!
見学は好き!歴史も大好き!でも社会科はキラ~イ!…そんな声が子どもたちから聞こえてきていませんか?もったいない!!授業が待ちきれない!…子どもたちも,そして先生もそんな気持ちになれる,目からウロコの社会科授業実践術を大公開!