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【シリーズ】教育マガジン hito*yume 連動企画 「研修」で外国語活動の授業力を高める

An Apple for the Teacher について

  • りんご("apple")は、北米では「知恵」や「学校」「学校の先生」の象徴です。

    今のような公教育制度が整備される前、北米の広い地域では、たった一つの教室があるだけの小さな建物に子どもたちが集まって学んでいました(『大草原の小さな家』の主人公、ローラ=インガルス=ワイルダー(注1)の通っていた学校を想像してみてください)。
    物が豊かではなかった時代、子どもたちは、どの家庭でも育てていたりんごの実を授業料の代わりとして、感謝を込めて先生に渡していました。そこから転じて、りんごは先生が子どもたちに授ける知恵、子どもたちの先生への感謝の気持ち、また、先生や学校を象徴するようになりました。

    東京・国立市内の公立小学校で長年英語教育に携わっているカナディアン カンバセーション クラブの冨樫ブレフゲン=ローラさん、寺崎勢津子さんは、子どもたちの日常生活の中からなじみのあるものを題材として取り上げ、学校にある身の回りのものを使って、学級担任が取り組みやすく、学級の子どもたち全員が協力し合って楽しく学べることを重視したプログラムを開発してきました。

    本連載では、お二人の実践の中から選りすぐりのアクティビティや指導のコツなど、外国語活動の授業を充実させるためのさまざまなヒントを紹介します。授業を行う際に、子どもたちへの指示や質問、励ましなどに使える英語表現(クラスルームイングリッシュ)の練習用音声ファイル、オリジナルチャンツの音源ファイル、またワークシートやカードなどプリント教材のPDFファイルも提供します。

    冨樫さんと寺崎さんが、共に実践を積み重ねてきた先生方への感謝としての"apple"を、外国語活動の授業力を向上するための"apple"として、読者である先生方のお役に立てたらというお二人の願いを込めて、連載タイトルを"An Apple for the Teacher"としました。

    ぜひ明日からの実践研究にご活用ください。

"An Apple for the Teacher" の内容について

  • "Bamboo Shoots"(たけのこ)
    "Dragonflies"(とんぼ)

    これは、冨樫さんと寺崎さんが国立市内の公立小学校で長年に渡り英語活動、外国語活動の授業を実践してきた経験に基づいて開発した5、6年生向けの教材集のタイトルです。 外国語活動の教材には珍しい日本的なこの名称に、冨樫さんたちが外国語活動の授業で大切にしていることが表れています。

    冨樫さんは、カナダでは公立小学校の先生として移民の子どもたちに、来日してからは英会話学校と国立市内の小学校で日本の子どもたちに英語を教えてきました。その豊富な経験を踏まえ、次の事柄を重視して寺崎さんとともにプログラムを開発しました。

    • 英語を通じて、日本の文化やそのすばらしさに気づくことができること。また、そのことを外国の人々に発信できるようにすること。
    • 競い合うことなく、英語が好きな子どもも苦手意識のある子どもも楽しく取り組めること。
    • 体験的な活動を通して、楽しく英語を学べること。
    • 準備の手間はできるだけ少なく、英語に苦手意識のある先生方にも取り組みやすいこと。
    • 学校備品など、子どもたちの身近にあり、よく知っているものを教材として活用できること。

    本連載は、全6回、外国語活動の教材"Hi, friends!"から特に「もっと工夫したい」という声の多い単元を選び、5年生用の"Bamboo Shoots"と6年生用の"Dragonflies"の中から、それらの内容にふさわしい1〜3つのアクティビティを以下の構成で紹介します。

    1. アクティビティの特長
    2. 指導の手順、指導のコツや留意点
    3. ワークシート(カード)のPDFファイル、オリジナルチャンツの音楽ファイルなどのダウンロードファイル
    4. アクティビティの指導に使えるクラスルームイングリッシュの紹介、練習用音源ファイル
    5. コラム

    (3〜5は必要に応じて提供します。4の音声は、実際の授業を想定し、児童が聞き取りやすいようにゆっくりとした速度にしました。)

    明日からの実践にお役立ていただける内容です。

    -------------
    ※寺崎さんの「崎」の字は、正確には崎のつくりの「大」が「立」です。


監修

東京・国立市にある民間の英会話学校カナディアン カンバセーション クラブの代表兼主任教師。
カナダ・トロントにあるヨーク大学で教育学および心理学の学位を取得。専門はESL(注2)特別教育(注3)。ノースヨークとトロントの公立小学校で教鞭をとる。1988年から国立市で英語を教え始める。
2003年から同市内の公立小学校数校で実施された総合的な学習の時間における「国際理解教育の一環としての英語活動」に携わるようになり、外国語活動が必修化された現在も継続。学級担任やALTを対象とした外国語アドバイザーも務めた。また、カナディアン カンバセーション クラブにおいて外国語活動の指導者のためのワークショップや研修を開催。文部科学省後援のELEC(エレック)英語研修会など、外国語活動の指導者を対象とした講習やワークショップなどにおける講師経験も豊富である。

青山学院女子短期大学英文科卒業。
UCD(カリフォルニア大学デイビス校)で集中英語コースを受講。
2000年からカナディアン カンバセーション クラブに勤務し、2003年から冨樫氏とともに国立市内の公立小学校で英語活動、外国語活動に携わり、学級担任やALTを対象とした外国語アドバイザーも務めた。
2001年、外務省所管の財団法人ラボ国際交流センターが設置した小学校英語講師養成講座の第一期卒業生として資格を取得している。

注釈一覧

※注1 ローラ=インガルス=ワイルダー (1867〜1957年)
アメリカ合衆国の作家、小学校教員。西部開拓時代(1860〜1890年代)のアメリカを舞台に大自然の中で生活する一家の次女ローラを主人公にした半自伝的な小説が『大草原の小さな家』のタイトルでテレビドラマ化され、日本でも放映された。

※注2 ESL
「第二言語としての英語」("English as a second language")の略称。第二言語とは、生まれたときから接して自然と身に付く母語(第一言語)に次いで、日常生活の中で二番目によく接する言語のこと。ESLは、「生活上必要であるために学習する英語」を意味する。
なお、日本における英語のように、外国語として学習する英語をEFL("English as a foreign language"「外国語としての英語」)という。

※注3 特別教育
天才児を含め、学習困難のある子ども、問題行動のある子どもなど、学習に特別な配慮が必要な子どもたちを対象とした教育のこと。

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